食欲の秋!ほくほく・シャキシャキ美味しい「秋に食べたい根菜」魅力再発見

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季節がぐっと進み、すっかり秋らしくなってきました。そろそろ温かい料理が恋しくなる季節ですね!

秋の食卓に欠かせないものといえば、旨味も栄養もぎゅっと詰まった「根菜類」です。根菜は美味しいだけでなく、身体の調子を整える成分や知られざる歴史など、魅力がたくさん詰まっています。

こちらの記事では、秋にぜひ食べていただきたいおすすめの根菜4選と、その特徴について詳しくご紹介します。

甘さたっぷりの「さつまいも」

秋の味覚の代表格といえば、「さつまいも」です。

原産地はメキシコを中心とした熱帯アメリカですが、17世紀初めに宮古島や琉球、薩摩へと伝わり、江戸時代の飢饉を救う重要な作物として全国へ広まりました。

さつまいもの大きな特徴の一つが、さまざまな料理や食品に使われていることです!

焼きいもや大学いも、お菓子類はもちろんのこと、でん粉用やいも焼酎の原料などにも幅広く用いられています。また栽培面では、農薬の使用が少なくても問題なく育つことから、人にも地球にも優しいSDGsの代表のような野菜でもあります。

スーパーに並ぶ品種も豊富で、味わいや食感に違いがあるのも魅力です。「この料理にはこの品種」と指名買いする方も少なくありません。

他の野菜ではなかなか見られない、さつまいもならではの光景です。種類や品種の特徴を知ることで、自分好みの食べ方や料理に出会えるかもしれませんね。

品種のタイプ主な品種おすすめ料理特徴
ホクホク感が強い紅あずま、鳴門金時など天ぷら、大学いも、お味噌汁崩れにくく、さつまいも本来の素朴な甘みと食感が楽しめます。
甘くてねっとり感が強い紅はるか、安納芋など焼き芋、スイートポテト、ポタージュじっくりと熱を加えることで糖度が増し、クリーミーに仕上がります。

また、普段スーパーで見かける食べるためのさつまいも以外にも、使い道に合わせた「専用の品種」があります。

・コガネセンガン:芋焼酎の原料として有名
・シロユタカ:清涼飲料水やお菓子の原料となる「さつまいも澱粉」用

一見するとさつまいもが入っていると分からない加工食品の裏側でも、実は陰ながら大活躍しているのです!

栄養満点で彩りを添える「かぼちゃ」

鮮やかな黄色と優しい甘みが魅力のかぼちゃは、秋の食卓を彩る代表的な緑黄色野菜です。ちなみに「かぼちゃ」という名前は、カンボジアから渡来したことに由来していると言われています。

かぼちゃは、とても栄養価が高い野菜です。

・β-カロテン:体内でビタミンAに変わり、ビタミンCやEと一緒にからだの酸化を防ぎます。皮膚の健康維持や免疫力をサポートしてくれる嬉しい成分です。

・ビタミンB群:糖質や脂質の代謝をサポートし、疲労回復やエネルギー作りに貢献します。

・カリウム:体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出し、むくみの予防や血圧の調節を助けます。

・食物繊維:水溶性・不溶性の両方がバランスよく含まれており、腸内環境やお通じの強い味方です。

季節の変わり目は、肌寒さや寒暖差から身体の不調を感じやすい時期でもあります。栄養豊富なかぼちゃを日々の食卓に取り入れて、旬の味わいを楽しみながら身体の調子も整えていきましょう。

日本ならではの食文化「ごぼう」

独特の香りと噛み応えのある食感が魅力のごぼうの旬は、秋の終わりから初冬ごろです。この時期のごぼうは、旨味が一段と濃くなります。

ごぼうには、食物繊維がたっぷり含まれています!

特に「イヌリン」という成分には、糖の吸収を穏やかにして、食後の血糖値が急に上がるのを抑えてくれる嬉しい働きがあります。また、しっかり噛んで食べることで唾液の分泌が促され、消化を助ける効果も期待できます。

ところで、ごぼうを日常的に野菜として好んで食べているのは、世界の中でも日本をはじめごく一部だということをご存じでしょうか?

欧米では食文化の違いから好まれないことが多く、一度根付くと駆除が難しいため、牧場などでは「厄介な雑草」として扱われてしまうこともあります。古くから、ごぼうを美味しく調理して食べてきた日本の食文化は、少しユニークで貴重なものと言えますね。

栽培の難しさや食生活の洋風化に伴い、一時期ごぼうの作付面積は減少傾向にありました。しかし近年では、機械化が進んだことに加え、低カロリーで身体に嬉しい健康野菜として需要が高まり、畑の面積の減少も落ち着いてきています。

昔から親しまれてきたごぼうは、現代でも身近な健康野菜として、私たちの食卓に欠かせない存在となっています。

縁起物としても親しまれる「れんこん」

古くから日本の食文化に根付いてきた「れんこん」。

仏教で神聖な花とされる蓮(はす)の地下茎にあたり、日本では奈良時代にはすでに食されていたという記録が残っています。

れんこんは一般的な畑ではなく、腰までつかるほど水を張った水田で栽培されます。水の中で育つため、泥の中でも空気をしっかり通すための穴(気孔)が発達し、あの特徴的な形になりました。

スーパーなどで選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみましょう!

・形:ずんぐりと丸くて傷がなく、寸胴型でずっしりと重量感があるもの。
・穴と切り口:穴の大きさがほぼ揃っているものが良品です。
切り口が変色していたり、穴の中が黒ずんでいるものは鮮度が落ちてアクが回っているため避けましょう。

切った断面が空気に触れると褐色に変化しますが、これはポリフェノールの一種であるタンニンが豊富な証拠です。

皮を剥いたりカットしたりしたれんこんは、そのまま放置すると変色してしまうため、白く仕上げたいときは酢水にさらして色止めをしましょう。ただし、長時間さらしすぎるとビタミンCが水に溶け出してしまうため、2〜3分程度を目安にするのがポイントです。

秋に美味しい根菜類は、それぞれに豊かな味わいと嬉しい栄養、歴史や特徴を持っています。寒さが増していくこれからの季節、旬の根菜を普段の料理にたっぷり取り入れて、おいしくて健康的な食卓を楽しんでみてはいかがでしょうか。

野菜科学研究会おすすめの根菜レシピをぜひチェックしてみてください!

【じゃがいもの炒め煮】

【ガッツリお肉の豚ばらきんぴらごぼう】

【かぼちゃのクリーム煮】

【さつまいもの揚げ焼きケイジャン風】

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