古来の野菜

あの野菜たちも、古来から食べられていた!

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3月8日は、何の日か知っていますか?
日付と名前の語呂合わせから「さやえんどう」の日といわれています。

さやえんどうが日本で食べられるようになったのは、今から200年以上前の江戸時代。

過去のコラムでは、古来から日本で食べられてきた野菜として「だいこん」を紹介しました。

こちらの記事では、どの時代にどんな野菜が渡来したのかを、表にまとめて紹介します!

昔から、だいこんだけではなくれんこんや里芋などいろいろな野菜が食べられてきました。
昔の人たちは、野菜をどのように調理して食べていたのか気になりますね。

例えば、縄文時代の調理法は基本的に「煮る」「焼く」「蒸す」。
調味料は、塩・酢・酒・山椒等であったといわれています。
現代と比べると、野菜の食べ方もシンプルだったのかもしれません。

また、古代の人々のコミニケーションの手段である和歌に、こんな長歌があります。

「瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めばまして偲はゆ いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ」

これは、日本最古の歌集である『万葉集』に収載されている山上憶良の歌で、親から子への愛情を野菜にのせた有名な長歌です。

『万葉集』には、他にも野菜を使った歌が収載されており、当時の暮らしの中には野菜があったことが推察できます。

普段私たち食べている野菜も、古くから食べられてきたことを知ると、野菜の魅力や興味をさらに深め、食育にも繋がるのではないでしょうか。

野菜の渡来時期については、諸説あるといわれています。ここで示す内容は一例です。

【参考】
日本伝統野菜推進協会HP:【伝統野菜について】-種の旅-どんな野菜がいつ頃日本に渡来したのか?なぜ、消えかけているのか?

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