とうもろこし

野菜として、穀物として私たちの生活を支える「とうもろこし」

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つぶつぶとした実と鮮やかな黄色が美しいとうもろこしは、6月〜9月に旬を迎える夏野菜の代表格です!

この時期に収穫されたとうもろこしは、栄養も豊富で、甘さとみずみずしさを持ち合わせています。特に実が先まで詰まっていて、ふっくらとツヤのあるとうもろこしは、格段に美味しいです!皮の色が濃く、ひげが褐色であればよく熟された証です。
甘く、食べ応えのあるとうもろこしは、1本食べればお腹がしっかり満たされます。

とうもろこしについては、野菜科学研究会の野菜図鑑でも紹介しています。

とうもろこしは、世界三大穀物の一つ!

とうもろこしは、野菜としてだけでなく穀物としても知られています。
炭水化物や糖質を多く含んでおり、世界三大穀物に位置付けられています。とうもろこしは、人間の食糧や家畜の飼料にも多く使われているため、実は世界的に見ると野菜ではなく穀物なのです。

メキシコ、ブラジル、ペルーをはじめとする中南米や、アフリカの南部の国々では、とうもろこしは主食として食べられています。食べ方はさまざまで、水でこねて焼いたり、蒸してパンのようにして食べたり、お粥状にしたり。中南米には、とうもろこし粉を使ったさまざまな郷土料理があるのです。

とうもろこしは、日当たりのよい畑地で栽培されます。
日本で最も生産量が多いのは、北海道です。北海道は、昼夜の寒暖差による影響が大きいため、格段に甘いとうもろこしが育ちます! ほかにも、茨城県や千葉県も生産地として有名です。

とうもろこしのでんぷんを使った「コーンスターチ」って?

とうもろこしに最も多く含まれている成分は「でんぷん」です。とうもろこしのでんぷんを精製・乾燥してつくられたものを「コーンスターチ」といいます。

日本ででんぷんの原料として使われている農産物には、とうもろこしだけではなく、じゃがいも、さつまいも、小麦などがあります。中でもコーンスターチは極めて純度が高く、品質を均一に保てるのです。
※日本スターチ・糖化工業会HPより
https://www.starch-touka.com/toumorokoshi

コーンスターチは、家庭で使用されるだけでなく、ビール類の原料としても使われています。また、とうもろこしはウイスキーの原料としても使われており、穀類でつくられる「グレーンウイスキー」の原料として一般的に使用されています。米国のウイスキーである「バーボン」は「とうもろこしを原料の51%以上含んでいること」と定められているのです。

このようにとうもろこしはそのまま食べるよりも、加工されて利用される野菜といえます。

とうもろこしが加工を目的として多く使われるのには、明確な理由があります。収穫してから、糖度や鮮度が落ちるのが極めて速いからです。折角、旬の季節に収穫した甘いスイートコーンでも、なるべく早く食べないと甘みが落ちてしまいます。そのため、夏の収穫時期には収穫したとうもろこしは、すぐに缶詰に加工して美味しさを閉じ込めます。

この時期のスイートコーン缶詰工場は、大忙しなのです…!

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