
【野菜図鑑】とうもろこし編
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基本情報
・分類:イネ科とうもろこし属
・別名:とうきび、もろこしなど多数
・旬:とうもろこしは、日本では主に北海道が産地で、6月から9月頃の夏の時期が旬です。
・栄養:とうもろこしは炭水化物が主成分で、でんぷんの他、ショ糖やグルコースなど甘みを感じる成分も含まれています。そのため、日本以外では穀物として分類され世界三大穀物(残りは米、小麦)の一つです。
ルーツ
とうもろこしの原産地は、中南米付近といわれており、古くはマヤ文明やアステカ文明で主食とされていました。
とうもろこしが世界に広まったのは、15世紀末にコロンブスがアメリカ大陸からスペインへ持ち帰ったのがきっかけといわれています。
日本には、1579年に南蛮船に乗ってやってきたポルトガル人により、もたらされました。
特徴
そのまま食べる用途向けは、とうもろこしの品種の一つであるスイートコーンが主流となっています。
そのほかにもでんぷん用やポップコーンの原料用など様々な品種があります。
とうもろこしは、冷え込んだ夜に糖度が高まるので、早朝収穫がいちばん甘いです。また、収穫後数時間で甘みが落ちてくるので、鮮度が大切です。
世界の生産地(2020年)
①米国(320万t)
②メキシコ(101万t)
③クロアチア(86万t)
※でんぷん用、飼料用は除く