【野菜図鑑】たけのこ編
基本情報
・分類:イネ科タケ亜科タケ類
・別名:–
・旬:たけのこの旬は春です。竹の地下茎から出てくる若い芽がたけのこです。鮮度が重要な食材なので、購入したらなるべく早く下茹でしましょう。掘りたては生でも食べられます。
・栄養:カリウムや食物繊維を多く含んでいます。
ルーツ
竹の原産地は中国です。たけのこを食べる習慣がある国は、中国や日本などの東アジア地域です。
たけのこの記述は『古事記』にも見られ、日本では古くから食べられていたようです。
現在流通しているたけのこは、主に孟宗竹(もうそうちく)と呼ばれる中国原産のものです。 江戸中期、島津家藩主が琉球(沖縄)から持ち帰り、藩邸に植えたのが始まりとされています。
最近では、ラーメンの世界進出につれ、欧米でもメンマの認知が広がっています。
特徴
たけのこは漢字で筍(竹+旬)と書きます。
これは地面に芽を出してから10日目(一旬)頃には竹になってしまうことが由来です。
竹は成長スピードが速く若芽のころは1日に数㎝、ピーク時には1m程度も伸びることがあります。
日本の主な生産地は、福岡、鹿児島、熊本、京都で、この1府3県で約70%を生産しています。
世界の生産地
中国、日本、台湾など