世界の野菜消費量

世界で最も食べられている野菜は何でしょう!?

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皆さんは、普段どのような野菜を食べることが多いですか?

野菜といえば、野菜サラダ。定食の付け合わせの定番と言えば、キャベツやトマトが多いように感じますが、地域によっても違うかもしれません。


ヤサイラボの記事にもありますが、日本国内の出荷量ランキングを見ると、じゃがいもが1番です。

こちらの記事では、日本の野菜生産に関する様々な統計データについて、ランキング形式でご紹介しています。


実は、じゃがいもの青果用の利用は、全体の約1/4しかありません。残りは、でんぷん用や加工用(ポテトチップスになったり!)として使用されています。
多くのケースでは、「野菜」と認識されて食べられているという訳では無さそうです。

そうすると、日本国内で「野菜」と認識されて食べられているものでは、キャベツ、たまねぎ、大根がトップ3となりそうです。

上の記事で掲載している出荷量は、あくまで国内生産された野菜です。
もしかしたら、輸入量が多い野菜も上位に来るかもしれません。トマトなど、生鮮だけでなく、缶詰やケチャップに加工されてから多く輸入されている野菜もあるんです。

では、世界で最も多く食べられている野菜は何だと思いますか?

実は、世界で最も多く生産されているのは、とうもろこしです。
その生産量は約11億トン(2019年)もあり、何とすべての農産物の中でも1位となっています!

さすが世界三大穀物の一つ、と言いたいところですが、とうもろこしのほとんどは家畜の飼料やバイオエタノールなどに使用されており、青果用として食べられているのは全体の1%程度なのです。


では、最も多く食べられている野菜は何でしょう?

生産量で見ると、とうもろこしの次には、じゃがいもがつけています。

もちろん、日本同様でんぷん用や加工用に使われることもありますが、じゃがいもは欧州では主食として食べられている国も多いので、1位にして差し支えないと思います。

次に多いのは、トマトです。
トマトは米国や、イタリアをはじめ、地中海沿岸の国々で多く食べられている野菜です。

そして、3位には玉ねぎが入っています。

興味深いことに、じゃがいも、トマト、たまねぎを世界で最も生産している国は中国です。
世界の1/5を占める人口の胃袋を満たすためには、広大な国土で日本では考えられないほどのスケールで生産されているのですね。

参考までに、世界で、野菜として消費されるために生産されている野菜TOP3をまとめてみました!

(参考)世界で生産量の多い野菜

1位 じゃがいも 3億7000万トン

2位 トマト 1億7700万トン

3位 たまねぎ 1億トン

(※2019年 FAO(国際連合食糧農業機関)による生産量統計より )

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