「噛む」に注目!野菜ごとの噛む回数や食感を比べてみよう
野菜は、食べる過程で「噛む回数」の多い食材のひとつといわれています。
また、野菜にはいろんな切り方や調理法がありますが、それぞれ噛む回数も変わりそうです。
実際にいろんな切り方で野菜を切って、調理して、噛む回数や食感を比べてみましょう!
難易度:レベル2 かかる日数:1日
用意するもの
・野菜(キャベツ、にんじんなど)
・包丁
・ピーラー
・まな板
・鍋
・フライパン
・サラダ油
手順
①野菜を色々な切り方(ざく切り、スティック状、乱切りなど)で切る。
キャベツはピーラーでせん切りに
②10gずつ、生、炒めたもの、茹でたものを用意する
③噛む回数を数えたり、食感の違いを記録する
実験結果を考察しよう
野菜が噛む回数が多いのは、食物繊維が多く含まれているからです。
一般的には、大きく切ったほうが噛む回数が増えますが、せん切りのような切り方でも噛む回数が多くなります。これは、せん切りや細切りは口の中でばらけやすく、飲み込める状態にするために、口の中でよく噛んでまとめていく必要があるからです。
ほかには、水分が少ない方が、唾液の分泌のために噛む回数が増えるため、野菜は生の方が噛む回数が多くなります。
最後に研究レポートに結果をまとめてみましょう!
研究レポートテンプレートのダウンロードはこちらから
〈参考〉
ヤサイラボ 「名前の由来で覚えよう!」野菜の切り方の基本
株式会社ロッテ 噛むこと研究室「「咀嚼回数ランク表」を活用して、噛むことを意識した食事をしよう」
https://www.lotte.co.jp/kamukoto/body/1641
キユーピー株式会社 「よく噛むことを心がけよう」
https://www.kewpie.com/education/information/kamukoto/