ねぎの白と緑、なぜ分かれる?ヒミツは太陽の光にあった!

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スーパーでよく見る長いねぎ。
私たちはいつも自然に「白いところ」と「緑のところ」を使い分けていますよね。

でも、ふと疑問に思いませんか?

一本のねぎなのに、どうして色がはっきり分かれているんだろう?

実は、この色の違いは品種のせいでも、産地のせいでもありません。
ねぎが「太陽の光を浴びたかどうか」で決まっているのです。

ねぎの緑色のヒミツは「光合成」にあり

植物は太陽の光を受けると、「光合成」をしてエネルギーを作り始めます。そのとき、クロロフィル(葉緑素)という緑色の色素ができるため、光が当たった部分は緑色になります

一方、ねぎの白い部分は、実は一度も太陽の光が当たっていません。

ねぎ農家さんは、成長に合わせて「土寄せ」という作業を行い、茎の根元に土を盛り上げて太陽の光が当たらないようにします。

土寄せの効果:
・白くてやわらかい部分が長くなる
・風で倒れにくくなる

白い部分はやわらかく、緑の部分は少し硬めなのは、この育て方が関係しているんですね。

白と緑、色が違うと栄養や味も違う!

ねぎは、同じ一本の中でも「白」と「緑」で性質が大きく変わります。

 緑の部分白い部分
栄養素緑黄色野菜に分類βカロテンやビタミンKが豊富淡色野菜に分類硫化アリルが含まれ、疲労回復などが期待
味や食感用途香りや辛味が強い薬味、肉や魚の臭み消しに向く甘くてやわらかい鍋や汁物に向く

ねぎに含まれる成分や機能性については、栄養学分野の論文や専門的な研究でも繰り返し取り上げられています。

以前のコラムでも、ねぎが持つ栄養機能について紹介しています。

他の野菜にも「白と緑」のヒミツはある?

ねぎの色の仕組みを知ると、「他の野菜はどうなんだろう?」と気になりますよね。

たとえば…
・大根の葉の近くが緑なのは?
・セロリの外側と内側の色の違いは?
・キャベツの外葉が濃い緑で、内側が薄いのは?

これらも、太陽の光の当たり方や育ち方が関わっているのかもしれません。

買い物をするときや料理をするとき、ちょっと視点を変えるだけで、いつもの野菜が“学びの材料”になります

野菜の色や育ち方を意識して観察してみると新たな発見を得られるはずです!

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