幼児期の味覚形成

0歳から3歳までが野菜を好きになる大チャンス!幼児期の味覚形成について

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食べものの好き嫌い、ありますか?

ある研究では、幼い頃に色んな種類の食材を食べていた子どもは、成長した後も野菜や果物を摂取する量が多いという結果が出ているそうです。

好き嫌いなく食べる人を見るとなんだか好感が持てますし、何より、健康のためにもなるべく色々な食材を食べられる方がいいですよね。

この記事では、幼児期の味覚形成についての研究をご紹介します!

幼児期、特に0歳から3歳の間に、基本的な味覚が形成されます。
この時期には様々な食材に触れて、味覚を発達させることが重要です。

先行研究において、456人の子どものデータを使って、幼児期の果物や野菜に対する好みが、その後の幼児期における果物や野菜の摂取にどのように影響するか調べました。

生後30か月の幼児のうち、50%の子どもは8種類の野菜と3種類の果物が好きだと報告されました。しかし、7歳では、野菜は中央値で1.3個、果物は1.0個しか食べていませんでした。

果物のさくらんぼ

成長の過程で食べる食材は、減ってしまうことが多いのですが、幼いころに食べていた野菜や果物が多い子ほど、その後もより多くの野菜や果物を食べることが示唆されました。

幼いころにより多くの野菜や果物に触れていることが、その後の野菜や果物の摂取量が増加することが予測され、長い人生において有益な結果をもたらす可能性があると報告されています。

【出典】https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27046078/

幼児期に様々な野菜や果物を食べることで、その後も多くの食材を食べるきっかけになるかもしれません。

毎日の食事作りは、なかなか大変ですよね…。
しかし、研究結果からも0歳から3歳が野菜を好きになる人生最大のチャンス! ということで、工夫しながらいろんな種類の野菜や果物を食べられるようにしていきたいですね。

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