いちごは野菜? 果物? 魅惑の果実的野菜に迫る!
甘くてジューシー! 果実的野菜の中でも人気が高く、今の時期に旬を迎えるいちご。
スーパーへ行くと、さまざまなブランドのいちごが並んでいます。
野菜や果物の中でも、いちごのように各地域でさまざまなブランドの品種が栽培されて、一般消費者にも認知されているものは珍しいのではないでしょうか。
「とちおとめ」「あまおう」「ゆうべに」などのビッグネームだけでなく、次々と新顔がデビューしていて、日本人のいちご愛は留まるところを知りません!
いちごは、世界中で栽培されている果実的野菜です。
その数は数百種類にものぼり、形や大きさ、色、味わいなど、多様な特徴を持っています。
野生のいちごは古くから世界各地で食べられていましたが、現在のいちごのルーツは18世紀まで遡ります。当時のオランダで、アメリカ原産品種と南米チリ原産品種を掛け合わせてつくられたもので、それが世界中に広がりました。
日本では、江戸時代後半頃にはオランダ交易を通じていちごが入ってきていたものの、本格的に栽培が始まったのは明治時代以降です。
最新の日本の都道府県別生産量ランキングと、その県の代表品種・特徴は次の通りです。
いちごの品種の多様性は、いちご好きや料理好きにとってはとっても魅力的です。
さまざまな品種を試してみて、自分のお気に入りを見つけるのも楽しいですよね!