にんじん

【野菜図鑑】にんじん編

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基本情報

分類:セリ科ニンジン属
別名:-
:一般に流通しているにんじんのほとんどは、西洋系の5寸にんじんで、秋から冬にかけてが旬です。
栄養:にんじんは、β-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは皮のすぐ内側に多いので、皮をなるべく薄く剥くようにするか、皮ごと料理したほうが効果的に栄養をとることができます。
また β-カロテンは、油に溶けやすい脂溶性ビタミンなので、油といっしょに調理することで吸収力が上がります。

ルーツ

原産地はアフガニスタン周辺と考えられており、東西に分岐して、東洋系にんじん、西洋系にんじんが誕生しました。

東洋系にんじんは、10世紀頃には中国に伝わり、日本へは16世紀頃中国から伝わりました。
日本では、江戸時代は東洋系にんじんが主流でしたが、明治以降、西洋系にんじんが広まりました。

特徴

にんじんは、代表的な緑黄色野菜です。

和洋中問わず、様々な料理に合わせることができます。特有の風味があり、子供の苦手な野菜の上位にあげられますが、近年は品種改良が進み、甘さや食べやすさを追求した品種が増えています。

世界の生産地(2018年)※にんじん・かぶ生産量

①中国(2138万t)
②ウズベキスタン(277万t)
③米国(226万t) 

【参考】
独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜ブック
旬の野菜百科ホームページ

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