なす

【野菜図鑑】 なす編

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基本情報

分類:ナス科ナス属
別名:なすび
旬:代表的な夏野菜で、7~8月が旬です。ただし、「秋茄子は嫁に食わすな」とのことわざがあるように、初秋に収穫されるものは身も締まり、種が少なくおいしい物が多いです。
栄養:カリウムや食物繊維が含まれています。また、皮の鮮やかな紫色の色素ナスニンは、抗酸化作用があるアントシアニンの一種です。

ルーツ

原産地は、インドの東北地方と考えられています。

中国から8世紀以前に日本へ伝わったとされています。平安時代の『延喜式』にも、なすの作り方が載っているなど、日本での栽培の歴史は古いです。そのため、地方ごとに多くの種類が存在し、国内だけで200種程あるとされています。

昔から縁起のよい野菜として親しまれ、初夢の決まり文句「一富士、二鷹、三なすび」も有名です。

特徴

クセのない味わいと、火を通したときのなめらかな食感が特徴で、様々な調理法や料理のジャンルを問わず使うことができます。東洋医学では、体温を下げる効果があるとされています。

世界の生産地(2018年)

①中国(3556万t)
②インド(1268万t)
③エジプト(118万t) 

【参考】
独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜ブック
農林水産省ホームページ
旬の野菜百科ホームページ

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