キャベツ

【野菜図鑑】キャベツ編

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基本情報

分類:アブラナ科アブラナ属
別名:甘藍(かんらん)
旬:1年中収穫可能ですが、冬キャベツは葉がしっかりと巻いていて、甘みがあるので、煮込み料理に適しています。一方春キャベツは、巻きがゆるく、葉が軟らかいので生食に向きます。
栄養:キャベツには、ビタミンUが含まれています。ビタミンとついていますが、実際はビタミンのような働きをする「ビタミン様作用物質」です。消化を正常化する働きがあり、市販の胃腸薬の成分にもなっています。その他、ビタミンCも多く含まれています。

ルーツ

地中海、大西洋沿岸が原産地。
紀元前600年ごろに栽培されていた野生種のケールがキャベツのルーツと言われています。当時のキャベツは球を作らず、約1000年前に現在の葉が巻く形になりました。

日本では、江戸時代の末期から作られはじめ、明治時代になって本格的なキャベツの栽培が始まり、大正時代には広く食べられるようになりました。

特徴

キャベツは15~20℃が生育に適した温度です。そのため、夏には北海道や本州の高冷地で作られ、冬には温暖な南の地方へと産地が移動します。

このように産地が移動していくことで、キャベツは一年中収穫が可能となり、食品売り場に並びます。

世界の生産地(2018年)※キャベツ類生産量

①中国(3351万t)
②インド(913万t)
③ロシア(262万t)

【参考】
独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜ブック
JAグループホームページ

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