【野菜図鑑】 かぼちゃ編
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基本情報
・分類:ウリ科カボチャ属
・別名:–
・旬:秋から初冬にかけてが旬です。通常7~8月に収穫されますが、3ヶ月程度貯蔵した後が水分が抜けて美味しい食べ頃となります。一方、ペポかぼちゃは収穫後すぐに食べられます。
・栄養:かぼちゃはβ-カロテン、ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、食物繊維を多く含んでいます。代表的な緑黄色野菜です。
ルーツ
かぼちゃの原産地は、アメリカ大陸です。コロンブスによって、ヨーロッパに持ち帰られて世界中に広がりました。
日本へは、ポルトガル人によって16世紀中期に九州に伝えられ、17世紀初期には九州で栽培が始まりました。
「かぼちゃ」の名前は、カンボジア(Cambodia)から渡来したということに由来しています。
特徴
日本で栽培されているかぼちゃは、大きく「日本かぼちゃ」、「西洋かぼちゃ」、「ペポかぼちゃ」の3種類に分けられます。
日本かぼちゃは、ねっとりとしていて水分が多く、甘味が少ないので、煮物などの日本料理に使われます。
西洋かぼちゃは、ホクホクとした肉質で甘味もあり、各種の西洋料理に使われます。
ペポかぼちゃは、味が淡泊なため、他の食材と合わせて用いるか、観賞用として利用されることが多いです。
世界の生産地(2018年)
①中国(838万t)
②ウクライナ(135万t)
③ロシア(120万t)