【野菜図鑑】ブロッコリー編
基本情報
・分類:アブラナ科アブラナ属
・別名:イタリアカンラン、ミドリハナヤサイ
・旬:最も美味しい旬の時期は、晩秋の11月頃から冬の3月頃です。
・栄養:ビタミンC、ビタミンK、β-カロテン、ルテインなどが多く含まれています。
ルーツ
ブロッコリーは、原産地を地中海東部とするケールが起源の野菜です。
ケールの葉が重なって球状になったものがキャベツ、根が発達し、食べるようになったものがコールラビ、花の部分を食べるようになったものがブロッコリーおよびカリフラワーという分化をたどったと考えられています。
日本へは、明治時代の初めにカリフラワーとともに西洋の野菜として導入されましたが、殆ど普及しませんでした。戦後、食の洋風化と共に全国の食卓に広まっていきました。
特徴
代表的な緑黄色野菜であり、アブラナ属の野菜の中でも栄養価が高いのが特徴です。
花蕾(からい)と呼ばれる小さなつぼみのかたまりと、糖分の多い太い茎の部分を食用とします。
世界の生産地(2018年)※ブロッコリー・カリフラワー生産量
①中国(1064万t)
②インド(908万t)
③米国(125万t)