【野菜図鑑】ピーマン編
基本情報
・分類:ナス科トウガラシ属
・別名:–
・旬:6月~9月頃
・栄養:カロテンや、ビタミンCが多く含まれる緑黄色野菜です。ピーマンの苦みの素になっているクエルシトリンは、新陳代謝を高める働きがあります。
ルーツ
ピーマンの原産地は中南米です。ピーマンは唐辛子の仲間で、コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、最初は香辛料として広まりました。
日本には、16世紀にポルトガル人により伝わりました。
一般に普及してからも、独特の苦みがあるため苦手な人も多いですが、現在では改良により苦みが少なくなり、食べやすくなっています。
特徴
ピーマンは、トウガラシの品種の一つであり、果実は肉厚でカプサイシンを含みません。
緑色は未成熟の果実のためであり、成熟すると赤色のほか黄色、橙色に変わります。
カラーピーマン、パプリカも未熟果では緑色ですが、完熟果として赤色、黄色、橙色等のものが流通しています。
世界の生産地(2018年)※ピーマン・唐辛子類生産量
①中国(1898万t)
②メキシコ(324万t)
③トルコ(263万t)