【野菜図鑑】たまねぎ編
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基本情報
・分類:ユリ科ネギ属
・別名:–
・旬:産地によって異なりますが、玉ねぎは3〜5月に旬の時期を迎えます。
・栄養:硫化アリルやケルセチンといった栄養素が含まれます。
ルーツ
玉ねぎの起源はとても古く、現在のイラン辺りと考えられていますが、野生種が発見されていないこともあり、諸説あります。
紀元前27世紀には、エジプトで栽培されていた記録が残っています。
日本へは、江戸時代に南蛮船によって長崎に伝えられますが、観賞用にとどまり、実際に栽培が始まるのは明治以降となります。
栽培用の玉ねぎは、北海道開拓使が明治4年にアメリカから導入したことが始まりとなり、札幌農学校の栽培指導により普及しました。
特徴
通常、玉ねぎは日もちをよくするために、収穫してから1ヶ月くらい風にあてて乾燥させてから流通させています。
新玉ねぎといわれるものは、玉ねぎを早取りし、すぐに出荷したもので、皮が薄く、実の水分が多くてやわらかい、という特徴があります。
世界の生産地(2018年)
①中国(2491万t)
②インド(2282万t)
③米国(317万t)