
【野菜図鑑】ゴーヤー編
基本情報
・分類:ウリ科ツルレイシ属
・別名:ゴーヤ、ニガウリ、ツルレイシ
・旬:ゴーヤーの旬は、夏です。病害虫に強く栽培しやすいことから、ゴーヤーを軒先に植え、葉の茂った蔓で緑のカーテンを作って日よけにしつつ、夏の暑い時期に収穫できるということで人気があります。
・栄養:ビタミンCが野菜の中でも、特に多く含まれています。他にもカリウム、葉酸、食物繊維が多めです。
ルーツ
原産地は、熱帯アジアと考えられています。
日本には17世紀に中国から伝えられました。
沖縄・九州地方を中心に食べられていましたが、苦みが強いことから、それほど普及はしませんでした。しかし、品種改良と沖縄ブームの影響で、近年は全国で食べられるようになりました。
特徴
ゴーヤーは、にがうりという和名の通り、非常に苦味が強い瓜です。そのため、完熟する前の苦みが強くない未熟果を食用とします。
沖縄や九州では古くから作られていましたが、近年では、群馬県や茨城県などの関東地方でも多く生産されています。
独特の苦み成分は、モモルディシンという成分です。胃液の分泌を促して食欲を増進させる働きがあり、暑い夏には夏バテ解消にぴったりな野菜です。
世界の生産地
アジア全域