【野菜図鑑】豆苗編

基本情報

・分類：マメ科エンドウ属
・別名：–
・旬：植物工場で水耕栽培で生産されるため、年間を通じて安定的に生産されています
・栄養：豆苗は、「豆」と「緑色葉物野菜」の両方の栄養を併せ持っています。特にβカロテン、ビタミンC、ビタミンKが豊富に含まれています。

ルーツ

えんどうの若菜を食べ始めたのは、中国です。
大きく成長したえんどうの若い葉と茎の先端を摘んだもので、中華料理の高級食材として扱われていました。

日本には、日中国交正常化以降の1970年代に広まりました。
1995年頃から、植物工場で豆を発芽させた状態の豆苗が栽培されるようになると、一般野菜として家庭にも浸透するようになりました。
特に2000年代後半以降は、販売数量が大きく伸びています。

特徴

豆苗は、植物工場で水だけで栽培されるので、農薬を一切使わずに栽培できます。また、天候に左右されることがなく、1年を通じて安定的な栽培が可能です。

他の葉物野菜価格が台風や天候不順などで高騰した場合でも、通常と変わらない価格や品質で流通させることが可能です。

根が付いた状態で販売されていることが多く、葉と茎を食べ終わったあと、根を水に浸しておくと、新しい芽が伸びて7日から10日で再収穫できます。

世界の生産地

データ無し

【参考】
独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜ブック
村上農園ホームページ