寒い冬は、体を温めてくれる温野菜やしょうがを摂ろう!
寒い冬には、温かい料理を食べたくなりますよね。
鍋や温野菜で体も温めながら、野菜をたくさん摂りましょう!
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温野菜の特徴
野菜を加熱して食べる「温野菜」は、かさを減らして一度にたくさんの量の野菜を食べられる点が特徴です。
生野菜の状態では、ボリュームがあってたくさんあるように見えたのに、茹でたらちょっとしかなかった、なんていう経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
また、野菜は熱を加えるとやわらかくなり、野菜の味や香りが引き出されます。消化しやすく、冷えた体を温めてくれることも期待できます。
寒い冬こそ、温かい野菜をたくさん食べて、たっぷり栄養を摂りたいですね!
しょうがを使って体を温めましょう
しょうがは品種が多く、成分にもかなり違いがあります。
しょうがの辛み成分は「ジンゲロン」と「ショウガオール」です。香り成分は「シネオール」、「シトロネラール」、「ジンギベロール」、「ジンギベレン」などの精油成分、抗菌性は「ジンゲロン」であるといわれています。
しょうがの辛味と香り成分には、防腐剤、強壮剤、利尿剤の効果があり、熱を冷まし、食欲を促し、消化を高めるなどの効果が期待されています。
生のしょうがの辛味成分は「ジンゲロール」が主成分で、熱をかけて加工・乾燥させると「ジンゲロール」の脱水反応により「ショウガオール」が生成され、辛み刺激性が増大することが知られています。
また105℃以上で数時間加熱することで「ジンゲロン」に変化することも報告されています。
「ジンゲロール」は血行促進、発汗作用があり体の熱を摂る働きがあるとされ、「ショウガオール」は体の深部の熱を作り出す働きもあります。
時と場合によってしょうがを上手く使い分けましょう!