お弁当のおかずにも大人気! きんぴらごぼうの主役「ごぼう」のパワー
秋になると楽しみなのが、家族や友人とのお出かけ。
紅葉狩りやピクニック、ハイキング、あるいはお子さまの運動会などで、お弁当を作る機会もあると思います。
お弁当のおかずといえば、定番は「卵焼き」や「から揚げ」。野菜を使ったものでは、「きんぴらごぼう」や「ポテトサラダ」などが人気があります。
「きんぴらごぼう」の主役のごぼうは、食感が繊維質で、いかにも食物繊維が多そうな感じがしますが、実際に5.7g(/100g当り)も含まれています。
ごぼうに含まれる食物繊維は、同じ根菜類のニンジンの約2倍、大根の約4倍もあります!
また、野菜の食物繊維は不溶性食物繊維が主ですが、ごぼうは水溶性食物繊維の割合が高いのも特徴。
さらに、ごぼうには、クロロゲン酸というポリフェノールが豊富に含まれています。
クロロゲン酸には強力な抗酸化作用があるほか、血糖値の上昇を抑制するなど様々な機能があります。
そのため、クロロゲン酸を関与成分とした多くの機能性表示食品が販売されています。
このクロロゲン酸は、ごぼうの皮の部分に多く含まれています。
ごぼうはなるべく皮を剥かず、アク抜きをしないで下処理すると、栄養を余すことなくいただくことが出来ます!
手間はかかりますが、自分自身と家族の健康のためにも、秋の夜長にきんぴらごぼう作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。