さつまいもの特徴図解

さつまいもの種類を知って、食欲の秋を満喫しよう!

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秋の味覚といえば、さつまいも!

最近は、焼き芋専門店が生まれたり、定番のスイートポテト以外にも焼き芋パフェなど、さつまいもを使ったスイーツの種類がたくさん見られるようになってきました。

さつまいもには、様々な種類があります。ホクホク系からねっとり系まで、さつまいもの種類を知ることで、自分好みの食べ方に出会えるかもしれません。

こちらの記事では、さつまいもの品種ごとの特徴についてお伝えします。

紅あずま

皮の色が、鮮やかな濃い赤紫であることが「紅あずま」の名前の由来です。
生食用の品種として、最も生産量が多いです。高知県で選抜された品種「高系」とともに、全国的によく作られています。

真ん中が太く、両端がしだいに細くなる典型的なさつまいもの形で、皮は濃い赤紫、果肉は黄色。でんぷん含有量が高いため、ホクホク感が強いです。

上品でしっかりとした甘さが特徴のさつまいもです。

シルクスイート

食感が絹のようにしっとりなめらかに焼きあがるため、シルクスイートと名付けられました。
その名のとおり、喉ごしのなめらかさが特徴のしっとり系のさつまいもです。

収穫した直後はでんぷん質が多いのですが、一定期間貯蔵することで熟成されて、甘みが増します。

紅はるか

「他のさつまいもより、はるかにおいしい」が名前の由来です。
皮は赤色で、果肉は黄白色、芳醇な香りが特徴です。

なめらかな口当たりで甘味の濃い、ねっとり系のさつまいもです。

パープルスイートロード

皮はやや薄い紫色で、果肉も紫です。体内の酸化を抑え、体の中を錆びつかせない働きの抗酸化作用がある「アントシアニン」が含まれています。

従来のさつまいもに比べると段違いに味がよく、甘みもたっぷりの紫芋で、ホクホクしています。

安納芋

ねっとりした食感と、蜜が出るほどの甘さが特徴のさつまいも。焼き芋として販売されることが多い品種です。

形は円筒状、果肉はオレンジ色で、カロテンが含まれています。

時間をかけて焼くことで、更に糖度が高くなり、クリームのような食感になります。

鳴門金時

鳴門金時は、高系14号をもとに改良された品種で徳島県の特産品です。果皮は全体にムラの無い美しい紅色をしており、生の果肉はクリーム色で粉質です。これを焼くと黄色くなり、安納芋などのようなしっとり甘々系とは異なり、ホクホクとして上品な甘さの焼き芋に仕上がります。

焼き芋がおススメですが、適度な厚みに輪切りにして天ぷらにしても美味しいです。ホクホクした食感と優しい甘味が楽しめます。他にも大学芋や素揚げしたものをはちみつとバターを付けて食べるのも美味しいですので試してみてください。

さつまいもの種類ごとの特徴を、図にまとめてみました! 特徴を生かした食べ方で、秋の味覚、さつまいもをより楽しく味わえそうですね!

さつまいもの特徴図解


参考
農林水産省 こどもページ『サツマイモ「こんなにいろいろあるんだ!」』https://www.maff.go.jp/j/agri_school/a_tanken/satu/03.html

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