ナスっち

目指すは、ゆるキャラ「もてなすくん」のような人気者!ナスっち【野菜研・公式キャラクター紹介】

この記事をシェアする

野菜科学研究会へようこそ。
当研究会では、公式キャラクターとして野菜の妖精たちが活躍してくれています!

こちらの記事では、京都府出身のナスの妖精「ナスっち」をご紹介します!

京都では水菜、たけのこ、かぶなどが多く生産されています。ナスの生産量は、全国第10位(2021農林水産省統計)です。

他に京都と言えば、生産量は多くありませんが、伝統的な京野菜が有名です。実は、京野菜には確固とした定義はなく、京都府内で取れた野菜は全て京野菜と総称されています

一般的な京野菜は、江戸時代以前に京都で栽培されていた野菜というイメージですが、20世紀になってから、海外の品種と交配して作られた万願寺とうがらしも京野菜として知られています。京みず菜、京壬生菜、九条ねぎ、加茂なす、聖護院かぶなどがブランド京野菜として認証されています。

ちなみに、ナスっちは加茂なすや山科なすのようなブランド京野菜ではありません。でも、山科三条街道商店会のゆるキャラの「もてなすくん」のような人気者になりたいと思っています。

なす


なすはナス科ナス属ですが、実は、じゃがいももトマトもナス科ナス属です。ナスっちとじゃがっち、トマトっちは、遠い親戚同士なのです。

なすを冠した諺は結構多く、ナスっちの好きな「一富士二鷹三茄子」だけでなく、たくさんあります。

・秋なすは嫁に食わすな(「姑が嫁をいびる」と「嫁を大切にする」という二つの意味がある)
・瓜の蔓に茄子はならぬ(原因のないところに結果は生じないことのたとえ)
・親の意見と茄子の花は千に一つの仇もない(子供の将来を思ってする親の意見は大切なことばかりで、一つとして無駄はない)
・色で迷わす浅漬けなす(女性が容姿の美しさで男性を惑わすことのたとえ)

いずれも、なすは「良いもの」「ポジティブ」に捉えられており、なすは「成す」と読めることから縁起の良いものとして扱われてきたことが伺えます。

公式SNS
フォローしてね

このサイトをシェアする