キャベツの出荷量日本一!愛知県出身の”キャベっち”【野菜研・公式キャラクター紹介】
野菜科学研究会では、公式キャラクターとして野菜の妖精たちが活躍してくれています!
こちらの記事では、愛知県出身のキャベツの妖精「キャベっち」をご紹介します!
愛知県は、キャベツの作付け面積、出荷量が日本一の県です。
特に11月から3月に出荷される「冬キャベツ」は、国内シェア3割以上を占めるほど。
愛知県でこれほど多くのキャベツが生産されている理由は、大消費地名古屋を擁している、交通の便が良く東京・大阪に出荷しやすい、冬でも生産が可能な温暖な気候であることなどが挙げられます。
他にも、愛知県ではトマトや、しその出荷量が全国トップクラスです。
こんなに野菜生産が盛んな野菜エリート県であるにもかかわらず、愛知県民は野菜を食べないことで知られています。
平成28年 国民健康・栄養調査(厚生労働省)では、愛知県民の野菜摂取量は全都道府県の中で最下位となっており、1位の長野県と比べると、1日当たり100g以上摂取量が少ないです。
愛知県で野菜摂取量が少ない理由は、外食が多いこと、ナゴヤメシに野菜が少ないこと、など諸説あります。
キャベツは、実質的に日本で一番食べられている野菜です。
生産量が多いのはじゃがいもなのですが、じゃがいもはお菓子などの加工品にも多く使われているためこのような結果になっています。
それなのに、お膝元の愛知県民が余り食べてくれないことは、いくらおおらかな性格のキャベっちでもちょっとだけ気になっているようです…。