【果物図鑑】みかん編

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基本情報

・分類:ミカン科カンキツ属
・旬:11月~1月
・栄養:みかんは果肉から薄皮、白い筋まで機能性成分が豊富です。特有の色素「β-クリプトキサンチン」は、骨粗しょう症や肝機能障害など生活習慣病の予防に役立ちます。また、白い筋の「ヘスペリジン」が血流を改善し、薄皮の「ペクチン」が腸内環境を整え、豊富な「ビタミンC」が抗酸化作用を発揮します。

ルーツ

カンキツ類の祖先は数千万年前にインド周辺で誕生し、その後アジアへ広がりました。日本へは中国等から「紀州みかん」などが伝来し、約400〜500年前に鹿児島県の長島で自然交雑によって「温州みかん」が偶然誕生しました。長年そのルーツは謎でしたが、2016年のDNA鑑定により、母親が「紀州みかん」、父親が「クネンボ」であることが科学的に証明されています。

特徴

みかんは、受粉しなくても果実が成長する「単為結果性(たんいけっかせい)」という性質を持っています 。そのため、基本的に種がありません。また、外皮が柔らかく、包丁を使わずに手でむきやすい点も、みかんならではの優れた特徴です。

みかんの旬は冬ですが、産地間でリレーを描きます。出荷のピークは11月の熊本から始まり、12月は愛媛・和歌山・長崎、年明け1月は静岡へと移り変わります。このように、途切れることなく産地ごとの旬が続きます。

世界の生産地(2024年)

みかん類(タンジェリン、マンダリン、クレメンティン)
1位 中国(2,715万t)
2位 インド(608万t)
3位 パキスタン(204万t)
14位 日本(63万t)
※みかんはマンダリンに含まれます

【参考】
1)図説 果物の大図鑑
2)カンキツ総論
3)プレスリリース ウンシュウミカンの親がキシュウミカンとクネンボであることをDNA鑑定で推定しました (農研機構, 2016).
4)鹿児島県長島町
5)FAOSTAT
6)食材機能性ガイド (和歌山県農林水産部 / 引用元: 国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報, 2022)

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