春キャベツ

「春キャベツ」って、他の季節のキャベツと何が違うの?

この記事をシェアする

キャベツは一年を通してスーパーに並んでいる野菜ですが、「春キャベツ」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
春になると店頭にたくさんのキャベツが並び、ついつい手に取りたくなりますね。

いつでも食べることができるキャベツですが、季節によってどんな違いがあるのでしょうか?

季節に応じたキャベツの出荷

キャベツは出荷時期によって、春キャベツ(4-6月)、夏秋キャベツ(7-10月)、冬キャベツ(11-3月)に分類されます。

春キャベツは、都市近郊の関東平野部(千葉県、神奈川県、茨城県)。夏秋キャベツは、冷涼な関東高冷地(群馬県、北海道、長野県)、冬キャベツは、温暖な愛知県が主産地です。

実は、店頭に並んでいるキャベツは、季節によって産地が切り替わりながら出荷されています。
そのおかげで、私たちは一年中キャベツを食べることができているのです。

冬キャベツと春キャベツの違いは?

11-3月頃に出回る「冬キャベツ」は、重くて肉厚な葉が特徴です。
しっかりした葉のため、煮込むほど甘味が出ますので、ロールキャベツ等の煮込み料理に向いています。
また、加工の歩留まりが良いところから、餃子等の業務用加工キャベツとしても人気。

4-6月頃に出回る「春キャベツ」は、ふわふわで柔らかいのが特徴で、生食にむいています。
葉の巻きがゆるく、生育が不均一のため、業務用には向いていません。
春キャベツはやわらかさとみずみずしさから、春の野菜として人気です。

一年を通して、手軽に摂ることのできる野菜であるキャベツ。季節にあった調理方法で、美味しくいただきましょう!

【参考】
独立行政法人 農畜産業振興機構HP 消費者コーナー「ふわふわ、柔らかい「春キャベツ」」


公式SNS
フォローしてね

このサイトをシェアする