食べている野菜の部位を調べてみよう!
種子植物を含む維管束植物の基本構造は、根と茎と葉の3つです。
私たちは普段いろんな野菜を食べますが、それが一体どこの部位なのか、分かりますか?
見るからに、という見た目をしている野菜から、実はちょっと意外な部位を食べていた、という野菜もあったりします。
食べている野菜の部位を調べて、分類してみましょう。
難易度:レベル2 かかる日数:1日~3日
調べ方の例
・野菜の図鑑をみてみる
・インターネットで調べてみる
研究レポートに結果をまとめてみましょう!
食べている野菜の部位を調べたら、一覧にまとめてみましょう。
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実験結果を考察しよう
野菜の種類によって、食べている部位は異なります。
にんじん、ごぼうなどに代表される、根を食べる野菜は「根菜類」といい、糖質や食物繊維を比較的多く含みます。水分が少なく、硬い野菜が多いです。
アスパラガスやセロリなど茎を食べる野菜と、キャベツやほうれん草は葉を食べる葉物野菜は、まとめて「葉茎菜類」と呼ばれます。
これらに加えて、トマトやきゅうりなど、果実を食べる野菜は「果菜類」といい、初夏から秋にかけて旬を迎える野菜が多いです。
分類上注意が必要な野菜のひとつに、じゃがいもがあります。
じゃがいもは地中にあるので根だと勘違いされがちですが、実は根ではなくて茎が変化したものなのです。
地下のへと茎が伸びてゆき、その先端が膨らんだものがじゃがいもになります。
一方で、さつまいもは根菜に分類されます。
ほかにも、「意外な部位を食べいていた」、と思われがちな野菜には、たまねぎやたけのこ、ブロッコリーなどがあります。
ぜひ、以下のリンクなどを参考にして、調べてみてくださいね。
〈参考〉
筑波大学 植物の基本構造
https://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/plan.html
日本いも類研究会 おいもQ&A
https://www.jrt.gr.jp/q_a/
農畜産業振興機構 食べているのはどの部分?(やさいのひみつ)
https://vegetable.alic.go.jp/yasainohimitu/bubun/bubun.htm