アスパラガス

【野菜図鑑】 アスパラガス編

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基本情報

分類:キジカクシ科クサスギカズラ属
別名:オランダうど、松葉うど
旬:ホワイトアスパラガス、グリーンアスパラガス共に4月~6月頃が旬の時期です。
栄養:グリーンアスパラガスにはアミノ酸のアスパラギン酸が多く含まれており、名前の由来になっています。他にも、β-カロテン、ビタミンK、葉酸などが含まれています。その一方、ホワイトアスパラガスは日光に当たらないため、栄養価は低くなっています。

ルーツ

南ヨーロッパからウクライナ辺りが原産地と考えられています。古代ギリシャ時代から栽培され、ヨーロッパ全域に広がりました。

日本には、江戸時代にオランダ交易を通じて伝えられましたが、当時は主に鑑賞用でした。
食用として広まったのは大正時代からで、冷涼な気候を好むため北海道で栽培が始まりました。

戦前は、缶詰用のホワイトアスパラガスが主流でしたが、現在では、健康志向の高まりとともに栄養価が高い生食用のグリーンアスパラガスが多く流通しています。

特徴

収穫時には1日に10㎝以上伸びるため、1日2回収穫することもあります。
種を植えてから3年目位から収穫し、10年程度収穫が可能です。

なお、ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスは同じ品種ですが、栽培方法が異なります。

世界の生産地(2018年)

①中国(830万t)
②ペルー(37万t)
③メキシコ(27万t) 

【参考】
独立行政法人 農畜産業振興機構 野菜ブック
教職員生涯福祉財団ホームページ
JAきたみらいホームページ

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