栄養計算をしてみよう!
突然ですが、昨日の晩御飯の献立を、思い出してみてください。
野菜の量や栄養のバランスについて振り返ってみて、いかがでしょうか。
足りているのか、足りていないのか…、もしかしたら、ピンと来ない方も多いかもしれません。
栄養計算って、難しそうですが、実はやり方さえわかれば意外と簡単にできちゃうんです。
難易度:レベル3 かかる日数:1日
調べ方
食品の栄養成分は、文部科学省が公表している「日本食品標準成分表」に掲載されています。
献立の材料と分量が分かれば、食品成分データベースで一食当たりの栄養計算を行うことが可能です。
手順
①文部科学省の「食品成分データベース」にアクセスする
②フリーワード検索に食品の名称をひとつ入れて検索する
③該当する食品の種類、調理法にチェックを入れる(なければ一番近いものを選択する)
④「選択した食品に追加したい」をクリック
⑤すべての食品を同じように検索して、該当するものにチェックを入れていく
⑥「ほかの成分を表示したい」をクリック
⑦気になる栄養成分すべてにチェックを入れる。(食物繊維、ビタミンCなど)
⑧「結果を表示」をクリック
⑨各食品の重量の数字をそれぞれ調整する
すべての食品の種類、重量、見たい栄養成分を入力した後に、「TOTAL」の行に示されているのが栄養成分の値になります。
研究レポートに結果をまとめてみましょう!
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考察しよう
一日にどのくらいの栄養素を摂っていれば充分なのか。
それは「日本人の食事摂取基準」を見ればわかります。
こちらは厚生労働省が公表しており、年代・性別ごとに一日に必要な栄養素の基準の量が掲載されています。厚生労働省のHPから見ることができるので、栄養計算の結果と合わせることで、充足率を算出することができます。
塩分を摂り過ぎていないか、どんな栄養素が足りていないか、PFCバランスはどうか、など、実際に計算して確かめてみましょう!
とはいえ、一回の食事ですべての栄養素を補おうとするのは、なかなか困難です。
毎日の積み重ねを意識して、いろんな食材をまんべんなく、バランス良く食べることを心がけましょう。
〈参考〉
文部科学省 「食品成分データベース」
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
厚生労働省 「日本人の食事摂取基準」(2020年版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html