暑い夏も夏バテせずに乗り切るために、野菜で栄養補給しよう!
首都圏では、当たり前のように連日30度越え。暑い夏、真っ盛りですね…!
新型コロナウイルスによる生活への影響も少なくなり、街にはたくさんの人の姿が見られるようになってきました。外出の機会も時間も増えた、という方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、連日厳しい暑さが続いて、夏バテ気味になっていませんか?野菜を愛する野菜科学研究会では、夏バテ対策におすすめの野菜をご紹介します!
水分補給しながら栄養も摂れる!暑い夏の味方な野菜たち
夏の暑い日には、少し運動しただけでもたくさんの汗をかきます。最近の暑さだと、ちょっとそこまで歩くだけで汗がだらだらになってしまうことも。
身体の水分が失われていくと脱水症状を起こしてしまう危険があるため、水分補給が大切です。
そこで、水分を多く含む野菜をご紹介します。
水分が多い野菜といえば、きゅうり、大根、トマトがおすすめです。例えばきゅうりは、約97%が水分なのです…!
野菜であれば、水分補給と同時にビタミンやミネラルなどの栄養も補給できますね。
みずみずしい野菜を食べて、水分と栄養をしっかり摂っていきましょう!
野菜のパワーをもらって、紫外線から肌を守る!
夏の強い紫外線からお肌を守るため、日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子をかぶったりといった対策はされていますか?
紫外線による人体への悪影響には、日焼けによるシミやしわがよく知られていますが、皮膚がんや白内障、免疫機能の低下などにもつながる恐れがあります。
健康のためにも、紫外線からしっかり肌を守りたいですね。実は、紫外線対策は食事からもできるのです…!
紫外線対策のおすすめの野菜は、トマト、にんじん、ブロッコリー、かぼちゃなど。
抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEが多く含まれ、紫外線による肌のダメージを防ぐ働きがあります。また、にんじんに多く含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、皮膚の健康を守ります。
薬味を使って食欲を回復!香味野菜を夏の食事に取り入れよう
暑さと湿気にやられて、食欲不振に陥ってしまうと、なかなかエネルギーが出ないですよね。食べることは大事と思いつつも、ついつい冷たくて口当たりの良いものばかり食べてしまってお腹を壊すことも…。
そんな時におすすすめしたいのが、香り豊かな香味野菜を薬味として使うこと。
たまねぎやニンニクに含まれる香り成分であるアリシンは、消化液の分泌を促し、胃腸の働きを活発にさせるため、食欲を増進し、消化吸収を高める効果があります。
シソ、大葉に含まれる香り成分、ぺリルアルデヒドには、殺菌効果のほか、消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させて胃の調子を整える作用があります。
普段のメニューにひと手間、香味野菜を加えてみるのもいいかもしれません。
ぜひ、一種類でも多くの野菜を、食事に取り入れてみてください。野菜のパワーで、暑さに負けず、心身ともに健康的な夏を過ごしましょう!